企画講演
基調講演 10月31日(水)
授与式・記念講演
◆光学論文賞,日本光学会奨励賞,光みらい奨励金,光設計賞 授与式 10月31日(水)
◆光学論文賞・光学奨励賞・光みらい奨励賞 記念講演 11月2日(金)
[光学論文賞]
浅原 彰文 氏(電気通信大学)
光コムによる時間領域コヒーレント分光
南川 丈夫 氏(徳島大学)
光コムを用いた分光エリプソメトリー法
[光学奨励賞]
小室 幸士 氏(和歌山大学)
強度輸送方程式を用いたオートフォーカス複素振幅イメージング
[光みらい奨励金]
熊谷 幸汰 氏(宇都宮大学)
描きかえ可能なバブルボリュームディスプレイ
◆第21回 光設計賞 記念講演 10月31日(水)
世話人:南 和博(パナソニック株式会社)
光設計研究グループでは,光設計分野における技術交流・研究活性化を目的とし、本分野に関連する優れた研究・技術・発明を募集し表彰する「光設計賞」を実施しております.審査は将来性・実用性・独創性の3つの観点で行います.受賞者の皆様の記念講演をシンポジウム企画として実施致しますので,是非ご聴講ください.
[光設計優秀賞]
枝村 忠孝 氏(浜松ホトニクス株式会社)
広帯域波長掃引量子カスケードレーザーの開発
都築 俊宏 氏(国立天文台)
次世代超大型望遠鏡 TMT/第一期観測装置 IRIS の光学設計
―Co-axis double TMA を利用した極低収差、高スループット光学系の実現―
[光設計奨励賞]
水野 洋輔 氏(東京工業大学)
世界最高の空間分解能と動作速度を実現した分布型光ファイバセンサ
[光設計特別賞]
富田 賢典 氏(株式会社ニコン)
超広視界双眼鏡の開発
◆OplusE誌「光の鉛筆」連載完結記念講演
座長:黒田 和男(日本光学会初代会長)
光学関連業界誌「O Plus E」にて38年の長きにわたって連載された「光の鉛筆」は,光学技術史を中心に原典にあたってエッセイ形式で解説するシリーズで,光学関係者には広く親しまれてきました.鶴田氏は2003年にはその功績により第4回応用物理学会業績賞も受賞されています.是非ご聴講ください.
OSA,EOS,SPIE特別講演 10月31日(水)
Mr. Jim Oschmann (SPIE 2018 President Elect)
SPIE Global Photonics Industry Update
Prof. Humberto Michinel (EOS President Elect, University of Vigo)
Mimicking Dark Matter with Nonlinear Optics
共催シンポジウム
◆日本医用画像工学会ジョイントシンポジウム
「バイオ・メディカルイメージングにおける人工知能」11月1日(木)
チュートリアル 60分で理解する深層学習
庄野 逸(電気通信大学)
超拡大内視鏡におけるAI
森 健策(名古屋大学)
体幹部PET/CT画像におけるAI
原 武史(岐阜大学)
機械学習を用いた光計測と光制御
堀﨑 遼一(大阪大学)
CNNを用いた脊柱配列推定による側弯症スクリーニング
青木 義満(慶應義塾大学)
◆日本光学会-レーザー学会ジョイントシンポジウム 「ロボットフォトニクス」
11月2日(金)
レーザー学会と日本光学会との連携企画として,双方の学会で今後広げていく分野について双方の年次大会で合同シンポジウムを開催する方向で合意している.今回はレーザー学会専門委員会「ロボットフォトニクス」のジョイントシンポジウムを開催する.
近年,目覚ましい発展を見せているロボット技術とフォトニクス技術は,学術的にも産業的にも融合が遅れている.ロボット技術とフォトニクス技術が融合したロボットフォトニクスは,ロボット本体の高度化のみならず,ロボットサービスにおけるイノベーションを起こす可能性を秘めている.本シンポジウムでは,ロボットビジョンを中心にロボットフォトニクス技術の最近の研究動向をご講演いただく.
ロボットフォトニクス技術の概要と今後の期待
村井 健介(産業技術総合研究所)
光技術×ロボット~目を高精度化へ~
三島 滋弘(オプトロニクス社)
分身の術が使える超高速なロボットの目
石井 抱(広島大学)
サービスロボット用のレーザー測域センサ(LiDAR)の構成とその応用
嶋地 直広(北陽電機)
高距離分解能Time-of-Flight CMOSイメージセンサ
安富 啓太(静岡大学)
ロボットフォトニクスによる産業創出
石場 義久(山本光学)
Annual Joint Symposia on Optics(10月30日・31日)
シンポジウム
◆医療現場における生体情報センシングの最先端 11月1日(木)
世話人:鈴木 裕之(東京工業大学)
近年,医療,健康,セキュリティ等の分野において,生体情報センシング技術の重要性が一段と高まっている. 特に高速カメラやマルチスペクトルカメラなどの新規センサーによる詳細な画像情報計測や,モバイル・ウェアラブル端末の普及による常時かつ長時間の行動計測が容易に行えるようになり,入力情報の量と多様性が急激に増加した. さらに,深層学習や圧縮センシングなど,上記のような膨大なデータに適した情報処理手法が登場し,ビッグデータから,真に利用価値があり,かつ人間の限られた認識・判断能力では発見しえない有意な情報を抽出できるようになってきた. このような急激な技術革新を踏まえ,本シンポジウムでは,生体情報センシングの医療応用に関連する最新技術や現場での応用例を紹介し,今後の生体情報センシング技術が向かうべき方向について議論する.
消化管内視鏡診療の現況
吉田 成人(JR広島病院)
AI技術を活用した内視鏡検査、および、外科手術の将来展望
五十嵐 誠(オリンパス)
拡散光トモグラフィ-によるヒト生体機能イメージング
星 詳子(浜松医科大学)
マルチタップCMOSイメージセンサによる生体イメージング:散乱・蛍光・血流
香川 景一郎(静岡大学)
RGBカメラを用いた血行動態センシング
中野 和也(千葉大学)
◆ナノ材料・ナノ構造化による高効率光エネルギー変換技術 11月1日(木)
世話人:小野 篤史(静岡大学)
OPJと「光学」特集号との連携シンポジウムとしてナノフォトニクス分野のシンポジウムを企画する.今回は47巻9号の特集記事「ナノ材料・ナノ構造化による高効率光エネルギー変換技術」をもとにシンポジウムを開催する.光エネルギーを熱エネルギーに変換し,高効率に水を加熱したり,光エネルギーや熱エネルギーから発電するなど,エネルギー変換技術は我々の生活においても非常に重要な技術である.光熱電変換は,近年のナノ材料開発の進展と幅広い光学関係の理論発展が可能にした新規分野である.変換効率の高い材料・デバイスの開発や,新規構造の提案など,研究開発が盛んに行われている.本シンポジウムでは本分野に精通した著名な先生方をお招きし,光熱電変換技術の最近の研究動向をご講演いただく.
ナノ構造による光・熱変換技術の原理と研究動向
髙原 淳一(大阪大学)
フォトニック結晶と半導体を用いた熱輻射制御
浅野 卓(京都大学)
ナノ粒子の光学共鳴を利用した太陽光吸収と光熱変換
石井 智(物質・材料研究機構)
2光子光音響顕微鏡における金ナノ粒子による信号増強
山岡 禎久(佐賀大学)
◆AI Opticsキックオフシンポジウム 11月1日(木)
画像分野でのAI,特に深層学習の現在と今後
岡谷 貴之(東北大学、理化学研究所)
光加工+AI
長谷川 智士(宇都宮大学)
イメージング+AI
中村 友哉(東京工業大学)
深層学習を用いた計算機リソグラフィ
松縄 哲明(東芝メモリ)
◆マルチモーダルイメージング技術の展望 11月2日(金)
世話人:的場 修(神戸大学) 粟辻 安浩(京都工芸繊維大学)
近年,バイオ分野における位相と蛍光の同時イメージング技術に代表されるように,偏光やスペクトルなど様々な物理量を同時に取得し,対象物体の高次元情報を取得するマルチモーダルイメージングに関する研究が盛んになりつつある.また,光技術による音場や温度イメージング技術も提案されている.本シンポジウムでは,様々な物理量を計測し,可視化する技術を取り上げて,将来のマルチモーダルイメージングへの展開と応用を探る.
並列位相シフト干渉法による高速音場イメージング
及川 靖広(早稲田大学)
非冷却赤外線イメージセンサ
木股 雅章(立命館大学)
時空間4次元イメージングとしての光音響画像化技術の可能性
石原 美弥(防衛医科大学校)
生体細胞の計測に向けたマルチモーダルデジタルホログラフィック顕微鏡
全 香玉(神戸大学)
スパースモデリングによるブラックホールイメージング
本間 希樹(国立天文台)
◆次世代モビリティのための完全自動運転を目指した光センシング技術 11月2日(金)
自動運転用センシング技術
三田 誠一(豊田工業大学)
自動運転車両の実現に向けた車載カメラによる環境理解
出口 大輔(名古屋大学)
市街地での自動運転実現のためのLiDARに基づく周辺環境認識
菅沼 直樹(金沢大学)
ゆっくり自動運転におけるLiDARの活用
赤木 康宏(名古屋大学)