企画講演

 

基調講演 10月31日(火)

鈴木 正敏 氏(KDDI総合研究所) 
 テーマ 「通信業界のトレンドと光空間多重の現状」

 

授与式・受賞記念講演

第20回光設計賞 授与式・記念講演

光設計賞

 光設計研究グループでは,光設計分野における技術交流・研究活性化を目的として,「第20回光設計賞」を実施し,将来性・実用性・独創性の3つの観点で審査を行い受賞者を決定しております.
 2017年度の授賞は,厳正なる審査の結果,下記の方々が受賞されました。授賞式および受賞記念講演を行いますので,この機会に是非ご聴講頂ければと思います.
 
○光設計優秀賞1件
・「フレネルゾーン開口によるレンズレスライトフィールドカメラ技術」
  中村 悠介 氏,島野 健 氏,田島 和幸 氏,佐尾 真侑 氏,黒沢 拓 氏(株式会社日立製作所)
 
○光設計奨励賞1件
・「広範囲・高分解能・高精度イメージングエリプソメータの開発」
  金 蓮花 氏(山梨大学),上原 誠 氏(株式会社目白67)
 
○光設計特別賞2件
・「通信工学技術を応用した超高速共焦点蛍光顕微鏡」
  三上 秀治 氏,小関 泰之 氏,合田 圭介 氏(東京大学)
 
・「高さ方向の超高分解能を実現した光干渉方式表面形状測定装置」
  西川 孝 氏(株式会社ニコンインステック)

 

光設計賞

 

光学論文賞・光学奨励賞・光みらい奨励金 授与式

 

OSA,EOS,SPIE特別講演 10月31日(火)

 
 
 

OSJ-OSK-TPS Joint Symposium(日韓台ジョイントシンポジウム) 

11月1日(火)

 
 

OSJ - OSA Joint Symposia on Nanophotonics and Digital Optics

(10月30日・31日)
 
 

シンポジウム

◆マルチモードシステムの最新動向と新たな展開

 近年,発展が著しく,光ファイバ伝送記録の飛躍的な更新に寄与している空間多重技術にフォーカスする.一つのファイバが多数のモードをもつことを積極利用して,限られた空間領域における伝送能力向上を目指すものであるが,マルチモードファイバ自体は古くから研究がなされており,最近では,車載通信など新たな方向性に向けた研究開発が進んでいる.また,多数の空間モードを用いるというアイデアは光ファイバにとどまらず,光集積デバイス,無線通信システム,極限レーザ技術の分野においても同時並行的に盛んになってきている.これらはそれぞれ異なる研究領域に属していて,異なる応用を目指しているが,基本となる考え方には共通的なものがある.同じタイミングで研究の進捗が著しい背景には,何らかの根拠が根底にある可能性がある.このシンポジウムでは,空間多重を用いた様々な研究の方向性を理解するとともに,新たな応用分野を見いだすことを目的とする.

 

◆空間光変調器とアクティブ制御技術

 空間光変調素子(SLM)は3次元ディスプレイや補償光学などアクティブな光学変調デバイスとして必要不可欠である.近年,シリコン半導体ベースのLCOS-SLMにおける4K素子の開発や,強誘電性液晶によるkHzの高速応答と400万画素の解像度を有する高性能SLM,磁気光学効果を用いた高速または狭画素ピッチSLMの開発などSLMの進展に目覚ましいものがある.更に,これらの高性能SLMを用いて3次元光加工技術,ベクトルビームの生成,構造化照明パターンと計算機処理を融合したシングルピクセルイメージング,波面補償技術による生体内部の高分解能イメージングなどへの応用研究が活発に行われている.本シンポジウムでは、SLM子の現状と今後の展望に関して液晶、磁気光学効果等の利点と課題を比較・整理するとともに、SLMによるアクティブな制御を核とした光応用技術の今後を展望する.

 

◆蛍光イメージング及び光細胞機能制御技術の展望

 蛍光,化学発光タンパク質の開発やバイオイメージングなど数多くの業績を挙げられている大阪大学 永井先生,動物細胞の熱ショック応答を明らかにした基礎生物学研究所 亀井先生,動物行動制御のための光操作法,光遺伝学の研究を推進する名古屋大学 山下先生,量子光学に基づき極限的な微弱光の干渉計測を行なう京都大学 岡本先生達をお迎えし,バイオ分野と情報光学,計算機光学の高度な融合を図り,分野横断的新規光学顕微鏡開発に向けた情報交換及び人材交流の場を提供する.

 

◆感情・情動イメージングの革新と応用

  近年のカメラ計測技術の急速な発展により,カメラを用いて非接触で撮影した顔動画像から,対象とする人の感情や情動に関する情報を得られることが容易になってきました.これまで、心電図やパルスオキシメーターなど接触型の計測機器から,感情や情動に関する生体情報を計測することは行われてきました.典型的なものは科学警察研究所等でのウソ発見器(ポリグラフ)の研究です.被験者を椅子に固定した状態で様々な生体情報を計測し,そこから被験者の真実を暴き出します.近年の非接触計測方法の発展は,このような固定環境でのポリグラフを、実世界の環境での利用に展開いたしました.実世界の環境では,照明が変動したり,対象とする顔が動いたりいたします.このような変動に対してロバストな計測方法が複数提案されてきています.さらに非接触の計測は非常に簡易であるため,多数の計測からビッグデータの蓄積が容易となり,感情・情動ビッグデータの解析が期待されています.このように,感情・情動イメージングは、非接触計測により大きく革新しつつあります.また,この革新に伴い,産業界に多くの応用をもたらしています.例えばドライバーの感情モニタリングは,居眠り防止や危険運転予防等の点から社会的にも需要が大きく期待されています.他に,マーケティングにおいてアンケートで行うのでなく,直接ユーザの感情・情動を計測することで,より良質なビッグデータを形成が期待されます.本シンポジウムでは,感情情動の計測・解析・理解とその産業応用に関して広く,講演をいただきます.このシンポジウムにより日本光学会における実世界生体計測に関するさらなる活性化が行われることを期待します.
以上,よろしくお願いいたします.

 

 

◆第11回新画像システム・情報フォトニクス研究討論会

 新画像システム・情報フォトニクス研究討論会は撮像・処理・表示を含む様々な画像システム,情報光学及び関連するデバイスの研究に関するシンポジウムです.
 本シンポジウムの特徴として,実機によるデモンストレーションやノートPCでの実験紹介スライド・動画による発表を推奨しております.
 視覚的・直感的刺激を受けながらの深い議論と新しいアイデアの着想を目的としております.
 学会等では十分に説明しきれなかった内容の報告や,さらに深い議論がなされることを期待しております.
 広い意味での光学・画像に携わる多くの研究者,技術者,教員,学生の方々のご投稿をお待ちしております
 
発表形式:
ショートプレゼンテーション(2分間,質疑応答なし)及び,ポスター発表(奇数偶数番号のコアタイム+フリーディスカッション,各40分の3部構成,合計2時間)
スペースや電源を確保致しますので,ポスター発表に併せたデモンストレーション,展示,動画紹介を歓迎致します.
 
申込方法:
OPJ2017の下記のページから「講演申し込み期間(お申込はこちらから)」を選択し,「シンポジウム等企画講演 演題登録・登録ログイン」→「新規投稿」を順次選択して下さい.
事前にユーザ登録が必要となりますのでHPの記載に従って,ご登録よろしくお願い致します
注)「企画名」として,必ず「第11回新画像システム・情報フォトニクス研究討論会」を選択して下さい.
 
講演申込締切:
2017年7月31日(月)
   
予稿締切
2017年8月31日(木)

 

◆フォトダイナミズム:揺らぐ媒質を通過する光の科学

 光学系の多くは,光が通過する媒質が均一であることを想定して設計されている.しかし,光が通過する現実の媒質の多くには,時間変化する屈折率分布の不均一性が存在している.そうした媒質を通過することにより光は乱れ,観測・計測・通信など,光を用いるあらゆる手法に精度の低下や情報の損失がもたらされている.
 我々は,現実の媒質の多くに存在する「時間変化する屈折率分布の不均一」を「揺らぎ」と定義し,媒質における揺らぎの性質,揺らぎを通過する光の振る舞い,また揺らぎを通過することにより乱れた光の補正による観測・計測・通信の高精度化など,媒質の揺らぎに関連する光学現象を研究するグループとして「フォトダイナミズム研究グループ」を立ち上げた.
 本シンポジウムでは,複雑な媒質を通過する光の振る舞いを研究してきた研究者,媒質における揺らぎが特に問題となっている天体観測と生細胞イメージングにおいてそれぞれ揺らぎと向き合ってきた研究者,また揺らぎの理解と補正についての光学理論の研究を進めている研究者を招待し,新しい研究課題であるフォトダイナミズムについて理解を深めていきたい.

OPJ事務局

主催

(一社)日本光学会

〒113-0034
東京都板橋区板橋2-65-6 板橋区情報処理センタ-5階

OPJ2017 - Optics & Photonics Japan 2017事務局

(株)アドスリー

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東京都中野区東中野4-27-37
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