第15回目を迎えた日本光学会年次学術講演会は,Optics & Photonics Japan 2006 (OPJ2006)と名称も新たに,下記推進委員会のリーダシップの下,実行委員会,プログラム委員会,そして組織委員会が日本光学会の幹事会と連携をとりながら鋭意推進しています.昨年のOJ2005では,任に当たられた委員の方々の多大なご尽力により過去最多の945名に昇るご参加を頂き,成功裏に終えました.OPJ2006はこの実績の上に立ち,同じ会場で会期も同じ3日間とし,さらに活気あふれる年次講演会にしたいと考えています.
そこで,今回のスローガンとして,「"光のシナジー"を求めて−隣接学会・隣接国との協調と競争―」を掲げ,これまでの日本光学会の懸案である,(社)日本分光学会との共催,(社)日本眼光学学会など隣接学会との協力,そして,中国,韓国,米国など隣接国との国際シンポジウム開催を実行に移すなど,我国の光科学・光技術の進展を全望する講演会とします.このような新たなOPJの在り方を模索する一方で,昨年に続き,光学の発展に貢献しうる優秀な一般講演を行った若手研究者を表彰するOPJ ベストプレゼンテーション賞の実施など,これまでのOJの良き伝統は十分に踏襲します.今回も大学・企業等の研究者から学生・院生諸君まで最新の研究成果を発表し,真摯な討論を重ね,新しいアイデア創出の場として,従来以上に多数のご参加を募ります.また,この機会からの新規会員登録を合わせて募集いたします.
- *基調講演
- 小林功郎氏 (東京工業大学) 「次世代スパコン用光インターコネクション」
谷田貝豊彦氏 (筑波大学) 「メディカルフォトニクスの進展」
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*国際シンポジウム
中国: | Qihuang Gong 氏 (Peking Univ., China)
"Femtosecond Laser Spectroscopy and Applications"
| 韓国:
(予定) | Heui Jae Pahk氏?(朴 喜載) (SNU Precision Co., Ltd, Korea) "3‐D Surface Profiling System Using Enhanced Phase Scanning Interferometry" |
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*受賞記念講演
- 1.日本光学会奨励賞記念講演
2.第9回光設計賞記念講演
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*日本分光学会会長特別講演
- 河田聡氏(大阪大学・理化学研究所)
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*シンポジウム(仮題)
- @「EUVリソグラフィ技術の進展」(日本分光学会極端紫外分光部会合同企画)
A「最近の眼科測定装置」(日本眼光学学会合同企画)
B「光学技術の先端医療への展開」
C「ナノ領域の光科学技術の展開」
D「量子情報通信技術の進展」
E「セラミクスレーザー国際ワークショップ」
F「日本光学会の“場”の変革について考えよう」
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一般講演
- 口頭発表15分,質疑応答5分の合計20分.ただし,プログラム編成の都合で,講演時間の変更があります.最終的には,光学10月号掲載のプログラム,またはホームページでご確認ください.
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ポスター講演
- 発表者と参加者の間で密接な議論を頂くために,ポスターセッションを設けます.なお,責任登壇時間帯(ポスター前に待機いただく時間帯)は一般講演の口頭時間帯と重ならないようにします.
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ポストデッドライン応募論文(PDP)
- 最新の研究成果を発表する場としてご利用ください.詳細は,ホームページに8月以降に掲載します.なお、PDPは全てポスター発表になります.
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